2010年4月21日水曜日

木下大サーカス!

先日からたびたび新聞広告に入っていた、「木下大サーカス」の宣伝

すーーぅごく気になっていて、チケットが取れれば、ゴールデンウィークにでも行こうかなぁと考えていました。

それがそれが、とっても幸運な事に、友人からチケットをいただき、友達親子と四人で行ってきました。

子供の分の席を取る変わりに、子供はそれぞれお膝の上に乗せ、その分の料金で一般席からアップグレードした、ロイヤルシートで観て来ました。

Kennyは喜んでくれるかな。。喜ぶ顔を思い浮かべて私もワクワク。

足を踏み入れたサーカスのテントは、さすがの年季を感じさせると共にいい雰囲気出してました。
ちょっと薄暗くて、日常からちょっと怪しい世界へ誘ってくれうようなライトもいい味出してます。

ちょっとまだ2歳児には怖いかな~と思いつつKennyの顔をのぞいてみると、ナンのその!目がキラッキラ輝いてこれから何が起こるのかとちょっと興奮気味。

二人のピエロさんたちの登場であっという間に非日常に引き込まれ、それからの休憩までの一時間、あのKennyがジュースもお菓子も一口も食べることなく釘付けでショーに魅了されてました。
時々「ワ~ォ!」の声が超リアルというか、素直な反応という感じ。
本当にワ~ォな凄技ばかり。さすがは世界の三大サーカス!

子供には動物さん達が出てくるのもまた興味深かったみたい。
ゾウさんが逆立ちしたりトラさんが二本足で歩いたり、私も初めて見ました。

ただ、動物さんの登場の後には、何とも言えない切ない気持ちが後を引きますね。。。
Kennyはどう思ったのかなぁ。。

きっとこういう切ない気持ちもすべて合わせてのサーカスの魅力なんだと思ってます。

さて、Kennyの初めての大興奮のサーカス、ひとつ困った事は、サーカスごっこーといっては椅子やテーブル、ジャングルジムに登っては。。。。。 ←想像つくでしょーー(涙)

2010年4月13日火曜日

みんな違ってみんないい

「わたしが両手をひろげても、お空はちっともとべないが、
とべる小鳥はわたしのように、地面(じべた)をはやくは走れない。
わたしがからだをゆすっても、きれいな音はでないけど、
あの鳴るすずはわたしのようにたくさんのうたは知らないよ。
すずと、小鳥と、それからわたし、みんなちがって、みんないい。」

NHKの教育テレビで知ったこの歌。
だーーーーーーい好き!すっごーーく好き!
最近はあまりやらないけれど、毎回この歌やらないかな~と思ってます。


話は変わって、私は小学校の頃、算数の次に嫌いだった授業は、道徳でした。
なぜなら、道徳の時間になると、私は「変わった子」になってしまうから。。

先生が道徳の教科書を読んで「どう思いましたか?」「あなたならどうしますか?」等と質問をするのがすごーーく苦痛でした。

全員に目を瞑らせて、こう思った人は手をパーに、、、 それともこう思った人は手をチョキに、、、それともそれともこう思った人は手をグーに、、なんてやるんだけど、大体80%の皆は同じサインを出してる中、何故か私の出すサインはいつも一人か二人。。。

先生も目を瞑ってと言ったくせに、少数意見の人にだけ何でそう思ったのか意見を言わそうとしたりするから本当に嫌だった。。

だからいつからか道徳の授業はいつも薄目を開けてて一番多い意見のところに一緒に手を挙げてました。

図工の時間も同じで、皆が同じものをテーマにして作成するのはいいんだけれど、それぞれ違ったものを作るのは大嫌い。
一番思い出すのは、それぞれ帽子を作ろうという授業。ほとんどの皆は円錐形の画用紙をクルクルと丸くして三角の可愛いとんがり帽子を作った。でも私はケーキが帽子になったら嬉しいなぁと思ったので3段のクリームと苺たっぷりのケーキをかたどった帽子の予想図を描いて持っていったけど、そんな帽子をつくる子が一人も居ないのを知って、変わってると思われるのが恥ずかしくなってしまって、辞めてしまいました。

このまだ子供だった時の気持ちが大人になってからもたまに出てきては、人と同じ事ちゃんとしてるかな。変な事してないかなぁ。とドキドキする事がよくあります。
自分の常識がこの歳になっても間違ってないか心配になるって恥ずかしい。

その点で言うと、ブリスベンに住んでいる時はすごく楽だったような気がします。
こんな事言ったらいけないけど、結構、みんな変なんだもん。
バスに乗ったら7割以上が外国人って事がよくある位インターナショナルな国ならではの変もいっぱい。
なんで靴履かないの?とかなんでおでこにカレー粉付いてんの?(え?宗教?)とか精実ってなんでデカデカとタトゥー入れてんの?(字が違うよね?)
とか普通にありふれてて、私がちょっと変でも全く全然気にならない!

そんな気にしいの私に先日友人が言ってくれた言葉、「個性は素敵!」「人と違うって素晴らしい!」
先生になる為に生まれてきて実際、先生をやってる彼女が言ってくれたこの言葉にとても救われた気持ちになりました。
時代が違うのかな、、こういうアドバイスをしてくれる先生が居る今の子供達はきっと幸せ!

そして、教育テレビのみんな違ってみんないい~ の歌。こうやってこれからの日本の子供達が育ったらきっと日本の未来も少し変わるはず。なんて思ってる自称変わってる私。
Kennyにもそうやって育ってもらいたいな。

いつか私のおでこにうっすらとカレー粉らしきものが付いていても、気にせずスルーしてね。ぐふ。

2010年4月5日月曜日

改めてYOGAを考える

去年の一月から今の先生のYogaのクラスに週1のペースで通うようになったので、今で約一年3ヶ月。

最近になってようやくYogaとはそもそも何ぞや、、と冷静になって考えられるようになってきて、それはそれでモヤモヤとしたりもしてました。

そんな時に、丁度、先週のクラスの初めに先生が「Yogaが目的になってはならない」という話をしてくれてなんとなく、自分的にちょっとモヤモヤが減ったような気がしました。

Yogaを始めた時は、自分的に結構悩んでいた時でもあったし、自分が嫌でしょうがない時でもあったから、それはそれはのめり込んで、Yogaをやってる時は「無」になれるから、とか言っちゃって、
どんな用事を置いてでも一日三回Yogaをやらないとスッキリしないというか、逆に途中で邪魔されたりしてやれないとイライラしたりしてました。

確かにその時は気分がスッキリするのも体が締まってくるのも分かって「あーー、Yogaって素晴らしいーー」みたいな浮かれた気持ちをもたらしてくれるものだとばかり。。

アーサナさえとっていれば、嫌な事があっても立ち直れるし、イライラしてもちゃんと消化できるから大丈夫とさえ思っていました。

ただ、約一年続けて分かったような気がするのはYogaをやってるから超ポジティブになるわけでも無いし、運が良くなるわけでも、極地から救われる訳でもないっていう事。

宗教的にYogaを考えて頼ってしまうのは良くないんだなぁと最近思っています。

なんだか病的に求めないの精神から物欲を否定しようと思っていた時期もあったけど、それは無理だ、と最近も大阪のH&Mで安い服大人買いしたしなー。グヘー

それでもこうして一年以上Yogaを自分の生活に必要だと感じて続けていられるのは、それなりに意味があるに違いない。何?といわれると今はちゃんと答えられない段階なのかもしれないけど、もしかしたら、自分らしくいる事でいいのかなぁと思える事かも。。

だからヒステリックにアーサナを取っては無い今も一日に一回は自然にやりたくなるのでそんな時にボチボチやってます。
そのボチボチが頭立ちだったりするので笑えるけど。

話は変わって先日先生に借りた「聖★おにいさん」めちゃめちゃハマッテマス!あ、なぜか変換がカタカナに。急に外国人気取り?

実は私、漫画オタクの過去があって、朝、開店前に漫画読み放題という甘い考えで漫喫でバイトしてた事もあるくらい。
しかも、今のように流行る明るい感じの漫喫ではなくて、日本で二番目に誕生したと言われる超老舗。
薄暗いしテーブルとかも年季入ってますみたいな。
お客さんに聞かれる事は「あのーー〇〇年に初発行された、オリジナルのらくろってどこにあります?」というオタクちっくな内容ばかり。

しばらくその過去から足を洗っていた私ですが、また火がつきそうです。
だって、主人公が、ここ下界にホリデーに来てアパートシェアしているキリストとブッダだよ!!

突っ込みどころ満載だけど、たまに歴史に絡んだ内容のギャグが何ともいえないあとを引きます。
温泉旅館に来た2人が卓球をするときの掛け声が 

ブッダ「南無三!」
キリスト「アーメン!」
だからねーーー笑ーー ブッダの着てるTシャツに書いてあるのが「ニルヴァーナ」だし
あー思い出し笑い。また読もう。

こんなに繰り返し読んでるのは「稲中」と「ベルセルク」以来かな。。