2010年5月12日水曜日

ママの勉強させてもらってます

かなり、暫く間があいてしまいました。
みなさんお変わりありませんか?

言い訳になってしまいますが、、実は今暫くネットを控えてます。
詳しく言うと、Kennyの起きている間はPCの電源を入れないようにしています。

こんなこと、ネットを通していう事ではないけれど、もし同じような悩みを持っているママ、パパが見てくれてたらちょっと役に立つかなーという気持ちで今書いてます。

改めて言うのもちょっと変だけど、Kennyって少し大変な2歳児。
ただどんな大変かを単語であらわすなら、
敏感
内弁慶
癇癪
強いこだわり
夜泣き

とか、こんな感じが続くかな。
2歳児なんて「魔の二歳児」「Terrible twos」 なんて言葉があるくらいだから大変なの当たり前!!ってお叱りをうけるかしら。。
でも、そんなんは分かっているけど、それでも親として時々ヘコタレそうになりながら持ちこたえてきた事も。

あまりに癇癪や夜泣き、強いこだわりに私も、紅花さんもヘトヘトになってしまった日々が続いてた数週間前。
私の両親の所で過ごす分にはとってもいい子。お風呂もすんなり入り、一晩中ぐっすり眠れる。
そうすると、私達両親の我慢が足りないとか、ちょっとした事で騒ぎすぎっ!と逆にお叱りを受ける事になる。

親の私がこんな気持ちだと悪循環で、その気持ちを察したようにわざと困らせた行動に拍車がかかってしまう。

ネットなんかだと「2歳児 癇癪」とか「魔の2才児」 とか検索すると鬼のように関連のあることが出てくるけど、基本的に、成長すれば気にならなくなるという事で、それは納得のいく解決法ではない気持ちでした。

実は、ブリスベンに住む紅花さんのお母さん、私の大好きな義理のお母さんは、子供の心理カウンセラー。対象としては基本Kennyよりも年上の子供達だけど、藁にも掴みたい気持ちで相談してみました。

本当に沢山のアドバイスをくれました。
強い癇癪や夜泣きは溢れる沢山の感情であり、強いこだわりは気付きの強さ。
そういう子は時に上手く感情をコントロールできなくなったりそれが強いフラストレーションを生み出してしまう。

時にこういった子供を英語では「Spirited child」というんだって。
でも私が何より嬉しかったのは、Kennyを知った上で人より少し感情の表現が上手く出来ない事と、私達の悩んでる気持ちを100%理解してくれた事。

その後お義母さんから届いた一冊の本「Raising Your Spirited Child 」
本によると欧米では約10-15%位の割合で同じような悩みを抱える両親がいるのだとか。

まだまだこれから読み進めていくんだけど、始めはやっぱり誰にも理解してもらえない不安な気持ちだとか、ついつい人と比べてしまう反省。自分の妊婦時代の食事が良くなくてそれが癇癪に繋がってしまっているんじゃないかという間違った追い込みなどをバッサリと取り払ってくれる。

その後のKennyはというと、興奮を起こす原因になっているかもしれないということで、甘いお菓子や沢山の糖分を含むジュースをずっと少なくし、刺激的な映像なんかも知らず知らず見てしまうテレビの観賞時間も気にするようにしてます。
勿論インターネットもKennyの起きてるうちはしないように!!!
沢山の絵本を読んで、穏やかなミュージックを。沢山外で遊ぶ!

これってある意味大人の方が初めは辛かったりする!でも目に見えて落ち着いてきたKennyの穏やかな寝顔が何よりの結果。

私はよく悩むし、ちょっとした事で泣いたり喜んで大笑いしたりする。
きっとKennyもそんな私の遺伝受け継いでいるとは思う。

私は幸いな事にこうしていい方向へ見出していく事が出来たと思っているけれど、同じように子育ての壁を悶々と悩んでしまっている人はとても多いと思う。
特にこれは人と同じ悩みなのか、ただ自分の我慢が足りないだけなのか、とか微妙な疑問に限って中々解決策は少ない気がする。

自分の子は人より少し、忙しい。それを受け入れられて初めて前向きになれる事もたくさんあるよね。

Yogaの先生に今借りてる本「ひろさちやの 日めくり説法」の中に、「仏教の考えだと、親と子は同時に出来たという事。親が子を産んだのでは無しに、子供によって親にしてもらったのだという事です。 だから10歳の子が迷い、悩んでいれば、母親も10歳であって、同じように迷い、悩んでいるのです。そう思って二人で知恵を絞って問題を解決してください。」

今の私には泣きそうなほど、心にしみる仏様の教えでした。
私達親ばかりが悩んでいると思っていたら、実はたった2歳のKennyもきっとフラストレーションの中で沢山なやんでいたんだなぁと気付いたからです。

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