2010年9月28日火曜日

この本のおかげ



2010年、夏、何度も書いてしつこいようですが、人生で何度もない位の辛い体験をつわりと共にして、ひとつ前のブログで「つわりおさらば宣言」をして今に至ります。


今日も秋のとてもさわやかな風が心地よくて体調も良い感じです。


なかなか終わらない魔のつわり中、ただただ死んでいたのかというと半分そんな感じだったけれど、一応、自分なりに正気を保てるというか乗り越えられるように努力したことがあって、


満月と新月にひたすら祈る。(本当は新月だけみたいだけど、新月だけじゃ物足りなくて勝手に満月にも魂の叫びを。。)

というのと、もうひとつは、この本を買ってみました。











A.Christine Harris著 竹内正人監修  「安心マタニティブック」


どんなにしんどい日でも、病院の検診を受けて超音波で赤ちゃんらしきものを見られると、ちょっとしんどさが減るよな~って思ってて、じゃあその気持ちをキープ出来るような別の何かはないのか!?と探したときに偶然本屋さんで見つけられたのがこの本。

この本のすごい所は、妊娠0日目から出産までの体の変化からお腹のあかちゃんの成長を一日一日説明をしてくれる事!!


例えば、妊娠2週と1日目

初めての細胞分裂が行われます。あなたの卵子とパートナーの精子から作られたひとつの細胞が分裂して、2つの細胞が作られます。この細胞は重力や卵管内の繊毛のうごきに押されて、卵管内を自由に動き回ります。


妊娠12週と4日 74日目

今日までに、歯茎の中に20本の入試と歯層骨が作られます。これからの3日でへその緒からお腹に移動した腸が折れ曲がり、腸内の壁に繊毛が生えてきます。


みたいな毎日の成長が延々と書いてあります。

この、何も感じないおなかの中でこれだけのことが行われているのかー、みたいな気持ちはかなり暗い気持ちを持ち上げてくれてポジティブにしてくれました。

毎日その日を見るたびに、今日はどうなるのかな?とワクワクさせてくれます。


しかもこの本のいいところは、赤ちゃんの成長だけではなくて、

例えば、 フィリピンのルゾンでは妊婦が自分の母親か、お姑さんと喧嘩をすると、難産になると信じられています。


みたいな世界の出産トリビア的な事とか、


地球上の動物のなかでもっとも手に負えないのが人間の男の子なのだ。By Plato

といった誰だかよくしらない人のセオリー的なものまで毎ページに書いてあってかなり面白い!!


この本のお陰で最後の12週目位からの最後のしんどい波を乗り越えられたような気がします。


毎日日記やメモを書けるスペースもあるので、将来子供に見せられる思い出帳としてもいいかもしれません。


つわりで苦しんでいる方にはお勧めの本です。







2 件のコメント:

  1. ひびっきー2010年10月2日 22:47

    本当によくがんばったね!こっちの世界へお帰り!何だか宇宙旅行にでも行ってたくらいの気分だよ。私のおばあちゃんもつわりのひどすぎる人で、まぁ時代もあったのかもしれないけど、つわりがひどすぎて母体がもたないってことで、一人さようならしてしまったほど・・・そんなおばあがよく私に言ってくれたよ。「つわりを乗り越えればどんな病気も辛くない」って。もう、無敵だな♪

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  2. ひびっきーさん>

    ありがとー、本当ただいま!って気分だよ。
    ひびっきーさんって私の知る中では、勝手に一番つわりの重かった仲間意識みたいのがあって、自分がどん底の時も、ひびっきーさんもあんなに辛そうだったけど、今は元気にしてるじゃん。って希望の星の中にいつもあなたの顔があったよ。

    しかも、あなたは、上の子が一年も早くて私よりも大変だったはず。

    おばあちゃんの、「つわりを乗り越えればどんな病気も辛くない」ってまさにそのとおりだと思う!
    Kennyの時のつわりの経験から、その後どんなに熱を出そうが、お腹が痛かろうが、「ふんっ。こんなんあの辛さに比べればへなちょこ」
    ってマジで思ってるもん!笑

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