2009年10月9日金曜日

ジョージの話。

最近はマッサージモードになっていることが多く、そのベースになっているAUS時代に通った学校をよく思い出します。

初めての語学学校以外のローカルの学校での1年間は毎日が新鮮で緊張感があって楽しいことも大変なこともいっぱい詰まった素敵な時間です。
多分今までの人生で一番勉強したのかも。とさえ思える学生生活でした。

だって、なにせ当たり前だけど、全てが英語での授業。周りの生徒も80%がオージーあとの20%がその他色々留学生。でも日本人はクラスで1人。2人居たらちょっと心強いみたいな(笑)

特に大変だったクラスが「Anatomy & Physiology」。日本語で言う、「解剖生理学?」
これはもう教科書と辞書をひたすら行ったり来たり。教科書は日本語で書いた翻訳だらけ(笑)知らない人から見たら、こいつどんだけ勉強熱心?って思われるかもしれないけど、ただ日本語で単語をかいてあるだけ~ 
あの頃は夜は毎日焼肉屋でのアルバイトがあったから帰ってきてから夜中までの勉強。
今の生活なんて、どうやって一日イベントを作って暮らそうってな悩みなんだけど、あの頃はどうやって自分の時間を作ろうとかいう真逆の生活。
多分、この先もこれほど忙しくて勉強をする生活はないだろうと思うのだけど、不思議とあの頃を思い出すと、大変だった以上に、毎日が充実していて楽しくて一日があっという間のとってもexcitingなスペシャルな大切な思い出だな~。

おっと、またまた話が本題からそれてしまった(私の悪い癖です)
題名にあるジョージのお話。

彼は同じ学校の同期のクラスメイトだった、推定70歳のドイツ人のおじいちゃん。
結婚をしていないので一人で留学の為にオーストラリアまで来たそうな。

同じクラスでも、なんとなくやっぱり留学生同士は親しみやすいのもあって、初めからリラックスして話せた相手。
特に印象深いのは、ジョージが初めての自己紹介で、「日本人とドイツ人は昔ともに戦った仲間だから特に好感がもてるのじゃよ」(じゃよは私が勝手にそう訳しました(笑))
しょっ、しょーげき!!そんなこと言われたの初めてだったから。

オチビでちょび髭が生えてて、なぜかいつもタンクトップ。ドイツでの住所は不定という、ドイツ版山下清。
20代の彼女がニュージーランドにいて、たまに連絡を取るけど相手の連絡先は知らないというのも不思議なジョージ。

ランチを一緒に食べたりテスト前は一緒に勉強したり。
お互い英語が微妙なので、何を言っているのかお互い分からずそれでもなぜか会話が成立していたジョージ。

学校最後の日に連絡先を交換したけれど、e-mailアドレスをもってないのに超達筆すぎて何が書いてあるのか分からなかったよ。。

彼は今元気にしているのかな?きっと元気だろうな。カカカカと無邪気に笑ってるだろうな。

母国、ドイツに帰ってマッサージに携わったお仕事してたらなんか嬉しい。かつての旧友が同じ夢に向かっていたらとても心強いモンね!

またジョージに会える日まで。。

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